season4 第19話 スカーフいっぱいの愛 WHEN I’M SIXTY-FOUR

憧れの映画女優の写真を撮るため、こっそり老人ホームに忍び込んだアルフ。入居している老人たちに、仲間の1人と勘違いされる。

サブキャラクター
エミリオ(ウィリーとケートがディナーをする料理の店)
男(老人ホーム周辺にいる男。アルフの目撃者。男「観たかよあの豚っぽい鼻」)
ベン(老人ホームの職員)
女の子(ベンのガールフレンド。女の子「ベン早く~」)
ルイーズ・ボーモント(アルフの大好きな映画スター)
バーニー(老人ホームの住人)
ジャック(老人ホームの住人)
レベッカ(老人ホームの住人)
クラークゲーブル(名前のみ。ルイーズとデートしたらしい)

アルフは新聞で気になる記事を発見
アルフ「わわわわわ。俺の手みて、これ感激でふるえてんだ。俺の大好きな映画スターがこの近所に引っ越してきたんだってさ」
ウィリー「ルイーズ・ボーモント?」
ウィリー「あのルイーズ・ボーモントねぇ。どう考えても二流だったね」
アルフ「ルイーズは大スターよ」
アルフ「ルイーズはこの近くのお屋敷にすんでるんだ」
ウィリー「サンセットミラーがお屋敷?あれは老人ホームだよ」
アルフ「ちょっとミーハーみたいだけど、カメラ持って行ってみない?」

アルフ、一人で老人ホームに到着
アルフ「ルイーズの写真たてに、ルイーズのいれば?ということはいまはフガフガ?」

老人たちに正体を明かすアルフ
ジャック「なんだありゃ」
バーニー「しゃべるねずみだね?」
アルフ「ねずみがこんなことします?」
鼻の穴ほじほじするアルフ
レベッカ「あれはしゃべる犬よ」
バーニー「あれはエイリアンかもしれんのだぞ」
バーニー「移民じゃなく、宇宙人のエイリアンだ。お願いだいじめないでおくれ」
アルフ「大丈夫だよ。あんたたちはいいやつだ。勘弁してやるよ。念のため言っとくと赤いカーディガンのおっちゃんが正しい。俺は宇宙人だ。おどかすつもりはない」

アルフ「ルイーズの部屋教えてくんないかな?」
老人「本人の家族じゃないとあえないよ。ルールってものがあるからな」
アルフ「実は俺元旦那よ。写真一枚撮ったらおとなしくすぐに帰るからさ。案内してよ」

ルイーズと会うのを楽しみにしていたアルフ。しかし・・・
アルフ「どうもこんばんは。こわくないよ、びっくりしないで」
ルイーズ「あなたがどこの何者だろうと怖くないわ。絨毯に毛を巻き散らかさないうちに出てって」
アルフ「この人だれよ、ケートのママ?」

老人たちと仲良くなったアルフ
アルフ「いいこと思いついた。屋上にでない?俺のふるさとみせるから。どうみたくない?」
老人「規則違反だからやだ」
アルフ「どこへ行こうがあんたたちの自由じゃないの。もしばれたってそん時だ」

ルイーズにも声をかけるアルフ
ルイーズ「またあなたなの?でてって。警備員を呼びますよ」
アルフ「なこと言わないで。これからみんなを屋上につれてっておれのふるさとみせるんだ。あんたも一緒においでよ。特別にモノマネのサービスしちゃお」

しかし、そっけないルイーズ。
ルイーズ「私は忙しいの」
アルフ「忙しいって外眺めんのが?」
ルイーズ「ええ、今までずっと長い間眺めてきたのに、みてないとき何かあったらくやしいでしょ?」
アルフ「そんなこと言わないで上でパーティーしよう」

アルフはルイーズの大ファン
アルフ「俺は一度でいいから自分のこの目で直接みたかっただけなんだ。最高のセクシークイーンといわれた伝説の女優さんをね」

孤独なルイーズ
ルイーズ「ほっといてちょうだい。昔のことを思い出したくないのよ。あなたに何がわかる?ある日突然ここへきたはいいけど、まわりは知らない人ばかり。毎日何の希望もない暮らしなのよ」
アルフ「それで元気ないの」
ルイーズ「余計なお世話よ」

老人「ベンのあんちゃんがお勉強はじめたぞ」
アルフ「オッケーわかった、すぐに行く。ジャック廊下見張ってて」
アルフ「ルイーズ頼む、考え直して。悪い人たちじゃないんだ。そりゃ見た目はみんな皺が多くて愚痴っぽいけど気はいいんだよ」
ルイーズ「わたしはずっとひとりだった。これからもひとりで生きるわよ」
アルフ「わかった写真だけとらして」
アルフ「どうもありがとう。あなたにあえたことは俺の一生の誇りさ」

屋上にて

アルフ「ついに屋上まできたぞ。規則なんてくそくらえだ」

レベッカ「UFO、こっちよー」
レベッカ「さあビームで転送して」
アルフ「レベッカあれはUFOじゃないよ」

老人「きみのうちをおしえてくれ」
老人「わしらにだけきみがどこからきたか秘密をうちあけてくれ」
アルフ「見えるかな?方向はこっちなんだ。あれよ。あの白ぽいローンがすんでない角から3軒目の家。俺は地球じゃ今あそこんちに住んでるんだ。俺の星はもうないんだ。これ以上めがうるうるするから勘弁してよ」

老人たちと仲良くなったアルフ
レベッカ「あとで骨付き肉おくってあげるわね」

レベッカ「踊らない?」
バーニー「今のみたか、あの二人(レベッカとジャック)前からできてたんだ」

ルイーズも屋上へやってきた
アルフ「やぁルイーズ気がかわったね。よかったこれで若い二人がもりあがるよ」
ルイーズ「風にあたりにでてきたの。それとあなたの故郷ってのにほんのちょっと興味があったから」
アルフ「そうなの。ねぇ、あそこの角から3軒目のやすっぽい白い家がみえる?」
ルイーズ「ええ」
アルフ「じゃあその真上みて。でっかくひかってる星があんでしょ」
ルイーズ「あの星ね、あんなに遠いの?あの星には違う世界がある。家が恋しくない?」
アルフ「恋しいとも」
ルイーズ「とってもさびしいでしょう、なぜ元気でいられるの」
アルフ「人の幸せを邪魔するのが元気のもとかな。でもそれはオレの方法だよ。ルイーズみんないい人達だよ、友達になって」

そしてアルフが歌い始める
アルフ「人生はきゃーばーれーを♪」
ルイーズ「公害をまきちらすのはやめてちょうだい」

アルフ「ねぇバニー、あんた男だろ、はやいとこルイーズにダンス申し込みなよ。踊れっつーの」
バーニー「わしは仲間はずれなんだ」
アルフ「ルイーズとだよ。はやいとこたって踊れ頼むよバーニー」
ルイーズ「踊って下さる?」
バニー「彼女と、っていったのか」

アルフ「よぉ鳩ちゃんおれの任務はこれでおわりだ」
※屋上にとまっていたおとなしい鳩に話しかけるアルフ

ルイーズ「撮影上にいた時クラーク・ゲーブルとデートしたの」
アルフ「ゲーブルのおっちゃんも俺みたいな福耳だった?」
アルフの耳ぴくぴく

ウィリーがアルフを迎えにきた
ウィリー「アルフ」
アルフ「ウィリー留守電きいてくれたんだ。こっちきなよ」
ウィリー「どういうつもりだ?何人もの人にみられて取返しつかんぞ」

みんなを紹介するアルフ
バーニー
レベッカ
ジャック
女優のルイーズボーモント
こいつは俺の親友のウィリー

アルフ「俺も帰んないといけないの。みんなの事忘れないよ。あんたたちは忘れると思うけどさ」
ルイーズ「忘れないわ」

ルイーズからアルフへプレゼント
ルイーズ「映画の中で実際に使ったスカーフなのよ」
アルフ「あぁ、ありがとう。何かお返しできればいいんだけど」
ルイーズ「もう十分してくれたわよ。今日はなによりのおくりものありがとう」
アルフにキスをするルイーズ。

アルフ「それじゃね」
ルイーズ「さよなら」
ウィリー「どうしてだろう、きみが誇らしくおもえるよ」
アルフ「じゃあその気持ちをなにか形にしてあらわしてよ」

アルフの目撃者
老人ホームの周辺の男
ルイーズ・ボーモント
バーニー
ジャック
レベッカ

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