タフガイ(Tough Guy)- グレッグ・コリンズ
特徴
【出会いは留置所】
ダニーとジョーイが10年前に大学のクラブのマスコットであるアザラシのぬいぐるみを女子のクラブメンバーに盗まれたので、名誉挽回のためにアザラシを盗み出しに女子の同窓会に女装してもぐり込むがその場にいた女性警官につかまって留置所へ。その時にすでに留置所内にいたのがタフガイを含めた3人組。内1人がおはようサンフランシスコのファンでダニーに「それぞれのニューヨーク ニューヨーク」と3人で歌を披露する。ダニーが保釈金を準備する際に電話をしている間、ジョーイは3人にもてあそばれていた。
男「いいね。慰問に来たのか」
ダニー「ああすいません、こういうところは留置訓練室なんていうところはないんですか?」
ジョーイ「汗かいてるよ。強そうに見せなくちゃ」
ダニー「化粧品が悪いんだ。汗吸わないんだよ」
(強そうな言い方をするジョーイ)
ジョーイ「それで、おまえさんはなんでぶっこまれたんだ?」
男「皮剥ぎよ」
ダニー「なんのよ?」
タフガイ「頭」
ダニー「そうだ、ちょっとごめん。電話する約束があったんだ。お巡りさん、電話させて」
ジョーイ「ポパイ好き?はっかかかか」
自宅に電話して保釈金の用意をしてもらうダニー
ジョーイ「ダニーもう出られるの?ねぇダニー」
男に白線で囲まれているジョーイ
ダニー「もうすぐだよ」
男「ダニー?あんた知ってるよ。ダニータナーだろ?」
ダニー「こわいから返事は保留にしとく」
男「おはようサンフランシスコの司会だろ。俺好きなんだあの番組。ここにもファンがいたってわけよ」
ダニー「ああそう。この前の南西部の料理特集みてくれた?」
男「みたさ」
ダニー「あれはよかったでしょう。省略しないで本格的に・・・・」
意気投合したダニーと男たち。
男たち「それぞれのニューヨーク、ニューヨーク」
男「3年か5年後にはデビューだな」
喜ぶ男たち
ダニー「ああそう、じゃあ仮釈放されたら連絡して」
【タフガイも再出発!?】
レコード会社との契約が切れたジェシーは、ベッキーに養われるだけの男になるのが嫌で空港で歌う仕事をみつけた。その空港に突如現れたタフガイ。ラウンジで音楽を聞いていたジョーイ。首を違えて一つの方向だけ向いていると、そこにはタフガイが。見つめ合う二人。タフガイを恐れその場から離れるジョーイ。その後ジェシーに近づき曲のリクエストをするのかと思いきや、荷物を預けてトイレへ。戻ってくるときに、再びジョーイと遭遇。
空港にて、ジェシーの演奏に拍手するタフガイ
(近くに座っているジョーイの視線を感じるタフガイ)
タフガイ「ようあんた。何みてんだ?」
ジョーイ「いや別に、首が動かないだけ」
タフガイ「ひねって治してやろうか?」
ジョーイ「いえ、椅子をひねります」
ジェシーに近づくタフガイ
ジェシー「さて、次の曲はみなさんもよく、ああリクエストですね。どうぞ。何がいいかな?」
タフガイ「便所行く間荷物みててくれ」
ジェシー「それ、ガーシリンの曲?なんてね」
(冗談の通じないタフガイ)
ジェシー「ああ、わかった。じゃあこれどうかな?みなさん、よくご存じの曲だと思いますが・・・」
(ダニーとビッキーの劇場後)
ジェシー「ちょっと休憩します」
(ジェシーに声をかけるジョーイ)
ジョーイ「あ、ジェシー、あのバンドいいじゃない。目立つよおまえの、若さが。悪いけど、トイレ教えて」
ジェシー「あっち」
トイレに向かう時にタフガイとすれ違うジョーイ。視線が合わないように手で目もとを隠すジョーイ。
その後のタフガイは・・・!?
【タフガイの目にも涙!?】
地下鉄でジェシーの卒業式会場に向かうことにしたタナー家。空いていた席に向かうジョーイとミシェル達。そこに座っていたのはタフガイ。ジョーイは無理やりタフガイの横に座ろうとする。その後ガムの包み紙を捨てたり、寝ている時にジョーイにもたれたりとやりたい放題。しかし、最後にジェシーの学校をドロップアウトした学生に対してのアドバイス(スピーチ)とジェシーを称えるベッキーのスピーチにタフガイを含め乗客は涙する。
地下鉄にて
(タフガイの隣に座ろうとするジョーイ)
ジョーイ「ごめん、すみません、もうちょい、もうちょっと」
(ガムの包み紙を捨てるタフガイ)
ミシェル「あのねおじさん、ゴミを捨てたら地球がかわいそうよ」
タフガイ「おまえさんはなんだい?地球の管理人かい?」
ミシェル「違うよ、でもそれもいいね」
ステフ「ダメ、子供じゃ聞いてくれないよ。ジョーイ、ゴミ捨てないように言って」
ミシェル「そうだよ、注意してジョーイ」
タフガイ「そうよ、注意してジョーイ」
(見つめ合う二人)
(眠っているタフガイ)
タフガイ「ンガー・・・」
ミシェル「ちょっとジョーイ。その人ジョーイにもたれてるよ」
ジョーイ「ほんとだ知らなかったよ」
ミシェル「大丈夫わたしがいってあげるから。起きなさいおじさん」
(ミシェルに起こされたタフガイ)
ステフ「おはよう」
(見つめ合う二人。寝たふりをするジョーイ)
ジョーイ「ンガ・・・」
(停車中)
ミシェル「音がしてるよ。動き出したんだ」
ジョーイ「いや、今のはジョーイのおなかだよ」
(ジョーイに見せつけるようにエルブロートを食べ始めるタフガイ)
ジョーイ「ああ、いいな。エルブロートだ。ああ、コンビーフにスモークビーフにピーマンとレタス。中身3倍の超デカサンド」
ベッキー「おまたせいたしました。それではこれより卒業式を行います。この日は誰の人生にもたった一度しかありません。今日晴れて高校を卒業するこの人に声援をお願いします。おめでとう、ジェシーコクラン」
ベッキー「でもごめんなさい。卒業証書はないの」
(タフガイのエルブロートを巻いていた紙に目を付けたジョーイ)
ジョーイ「ああ、これいい?」
タフガイ「ああ、もう読まねえ。目が霞んじまって」
タフガイの行動
①ガムの包み紙を捨てる
②寝たのでジョーイにもたれる
③エルブロートを食べる
④新聞紙をジョーイに渡す
※新聞の記事は、カナックスのゴールキーパーがトレードするらしい
【タフガイとの再開】
一年に一度のスーパーボウル・サンデーの日、ジョーイは前から約束していたミシェルたちを引率して博物館に行く日だった。しかし、ジョーイはスーパーボール・サンデーみたさに約束を破り、子供たちを連れてスポーツバー(ウィーブのスポーツグリル「女房を忘れられる店」)へと訪れる。そこにスーパーボールをみにきていたタフガイ。しかし、ジョーイとジェシーが店の機器を壊してしまい観戦不能に。このままでは命が危ないと、全員でタナー家へ。
ウィーブの店にて
(ウィーブの店でテレビを見るジョーイ達)
タフガイ「おー、誰だアイツ。どっかでみたことあるぞ」
ウィーブ「なんとかってトークショーのカワイイお姉ちゃんだ」
ジェシー「お姉ちゃんじゃねぇ。女房だ」
(テレビのチャンネルを替えるデレク)
ウィーブ「おい誰だ。替えたのは」
タフガイ「ガキどもだ!」
デレク「これは面白い。このリモコンで全部のテレビを替えられるんですね」
タフガイ「そいつをよこせ!」
(装置が壊れて怒っているウィーブとタフガイ達)
ミシェル「ねぇ、フットボールみられないんなら私たちと一緒に博物館に行かない?」
タフガイ「そいつはいい考えだねぇおねえちゃん。ついでにこいつら(ジェシーとジョーイ)を剥製にしてやろうぜ!」
タナー家にて
(ウィーブ達スーパーボールサンデー仲間みんなでタナー家へ。そこでD.J.の準備した食べ物を発見)
タフガイ「クレフォンのサンドイッチ。おふくろが良く作ってくれたんだ」
D.J.「あんたのじゃないの!」
どうやら、タフガイはジョーイと縁があるようだ。
登場回
season3 第23話 パパはMr.レディ Fraternity Reunion
season5 第15話 それぞれの再出発 Play It Again, Jess
season6 第19話 12年目の卒業式 Subterranean Graduation Blues
season8 第14話 我が家で観戦 Super Bowl Fun Day